* AtelierUNな毎日 *

 >  観劇・音楽 など >  歌舞伎 >  新歌舞伎座 新開場一周年記念 九月松竹大歌舞伎 昼の部

新歌舞伎座 新開場一周年記念 九月松竹大歌舞伎 昼の部

shinkabukiza201109b - コピー台風一過なんてぜんぜん言えない、しょぼしょぼと雨の降る中、新歌舞伎座 新開場一周年記念 九月松竹大歌舞伎 昼の部 に行ってきました。
勘三郎さんの本格復帰公演です♪

新歌舞伎座は以前難波にあったのですが、上本町に1年前に引っ越してきて、杮落しは澤瀉屋でしたし、1周年記念の今月は中村座になっています。
今月松竹座では成田屋(+澤瀉屋)なので、同じ月に大阪で二つの小屋で歌舞伎があるなんて…ずいぶん上方歌舞伎も賑わってきたものですねぇ。
ひところのことを思うと隔世の感あり。
(でも今月松竹座は行かないつもり。まだ海老蔵を許していない私)

で、新歌舞伎座。お初。
演目3つも初見ばかりという初物尽くし。(こういうのは寿命伸びないかなあ)

勧進帳はよく観ますけど、御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう)は初めて。
歌舞伎らしい勧進帳で面白かったですよ~。
芋洗いの弁慶って言われているのがよくわかりました。

男女道成寺も初めて。道成寺もいっぱいありますけれどねぇ。
勘太郎(もうすぐ勘九郎になりますね)くんと七之助くんが息のあった所でいいなぁ。
でも、所化でつなぐ部分が多い気がして、息つく間もなしに舞うって感じがなかったかな。
これも道成寺の中ではユーモラスなんですね。

人情噺文七元結はこれはもう中村座の息のあった所で、勘三郎さんの勢いのおもむくまま。
芝のぶさんでお久はもうきついかと思ったのですけれど、いやあ、健気にうまい。
歌女之丞さんも、初めて意識したんですけれど、うまいですね。
これ、落語でも聞いてみようかな。

勘三郎さんは、ほんとに本復おめでとうございます。
前回1ヶ月公演を演られたのが、奇しくも去年の大阪城公園の平成中村座だったのですね。
因縁を感じます。
ムリをなさらず…お願いします。

新歌舞伎座独自のお客様もいらっしゃるみたいで歌舞伎には不慣れなのか、中村座にしては客席のノリが悪く、それがちょっと残念だったかなぁ。
篠山紀信さんが来られていましたよ。


新歌舞伎座 新開場一周年記念 九月松竹大歌舞伎 昼の部
 ≪演目・配役・みどころ≫
一、御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう)加賀国安宅の関の場

           武蔵坊弁慶  橋之助
           斎藤次祐家  亀 蔵
          九郎判官義経  松 也
           富樫左衛門  扇 雀
 兄の源頼朝と不和になった源義経は、武蔵坊弁慶を始めとする家臣たちと共に、強力や山伏に姿を変えて奥州に向かいます。しかし、安宅の関を守る富樫左衛門家直と斉藤次祐家は、一行の通行を許しません。そこで弁慶は一行が山伏である証拠として勧進帳を読み上げるなどするので通行が許されますが、弁慶のみ捕えられてしまいます。やがて頃合いを見て弁慶は縄を解くと、これまでの憂さを晴らすように大暴れしてみせるのでした。
 荒事ならではの豪壮な演技がその見どころで、のちに作られた歌舞伎十八番の『勧進帳』と異なり、古風で大らかな味わいがその魅力となっている作品です。



二、男女道成寺(めおとどうじょうじ)
    白拍子桜子実は狂言師左近  勘太郎
           白拍子花子  七之助
 桜が満開の道成寺に桜子、花子と名乗る白拍子がやって来て、舞を奉納するために舞い始めますが、烏帽子が落ちた拍子に桜子が狂言師左近であることが顕れてしまいます。仕方なく左近は狂言師の姿に身なりを改めると軽妙な踊りを踊り始め、花子は艶やかな踊りをみせていきます。
 歌舞伎舞踊の名作『京鹿子娘道成寺』を男女で踊り分けるのが眼目の華やかな舞踊の一幕です。


三、人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)
           左官長兵衛  勘三郎
            手代文七  勘太郎
           鳶頭伊兵衛  亀 蔵
          長兵衛娘お久  芝のぶ
         角海老女房お駒  歌女之丞
          和泉屋清兵衛  橋之助
            女房お兼  扇 雀

 左官の長兵衛は、達者な腕の持ち主ながら博打にはまり、今日も負けて帰ってきます。すると女房のお兼は娘のお久が帰って来ないことを告げるので、長兵衛も慌ててその行方を探そうとします。そこへお久が吉原の角海老にいることを知らせに、角海老の使いがやって来ます。実はお久は両親の窮状を見かね、自ら進んで吉原へ身を売ろうとしたのでした。角海老の女将お駒は、お久の孝心を褒め、長兵衛に心を入れ替えるように言って、五十両の金を貸し与えます。しかし長兵衛は、お店の金を紛失した為に身投げをしようとした和泉屋の手代文七にこの金を譲ってしまいます。翌日、お久の身の代を巡って長兵衛とお兼が夫婦喧嘩をするところへ、和泉屋清兵衛が文七や鳶頭伊兵衛と共に現れて・・・
 三遊亭円朝の人情噺を劇化した涙あり笑いありの世話物の名作をお楽しみ下さい。



隣の近鉄百貨店上本町店で「中村屋が受け継ぐ歌舞伎の世界 明緒写真展」があったので拝見。
2010年4月に建替えのために閉場した第四期の歌舞伎座(東京)の最終公演の舞台裏や、「中村屋」の俳優を中心に撮りおろした約70点の写真作品が展示されていましたが……ま、無料ですからね、推して知るべし(・・;)
まあ、おついでがあれば覗いてみられてもいいかな、無料だし。21日までです。
nakamuraya.jpg
   連獅子 2010年4月


関連記事

コメント






管理者にだけ表示を許可する