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「安全性確認で」

<菅首相>浜岡原発以外は運転再開認める 「安全性確認で」 毎日新聞 5月31日(火)20時27分配信

 菅直人首相は31日、東京都内で開かれた全国知事会議に出席し、停止要請した中部電力浜岡原発以外の原発について「安全性が確認されているもの、今後確認されるものについては、稼働して電力供給にあたってもらうという基本的な態度で臨みたい」と述べ、定期点検などで停止中の原発の運転再開を認める考えを示した。浜岡原発については「(東海地震の危険性が高い)特別な場所という扱いで運転停止をお願いした」と強調した。

 東日本大震災で緊急停止した日本原子力発電東海第2原発のある茨城県の橋本昌知事が「『安全だから安全だ』では国民の理解は得られない」と、再稼働を認めるための具体的な安全基準を示すよう求めたのに答えた。ただ菅首相は、安全基準については「今回のことを踏まえて安全性をきちんとすることは必要だ」と述べるにとどめた。【中井正裕】



この安全性を確認ってなんでしょう??
何を持って安全性を確認というのか、政府を信用できますか?


2年前にIAEAが警告か 米公電を基に英紙報道2011.3.16 22:45
 16日付の英紙デーリー・テレグラフは、国際原子力機関(IAEA)の当局者が約2年前に、日本の原発の耐震安全指針は時代遅れで、巨大地震が発生した場合は持ちこたえることができない可能性があると警告していたことが分かったと、内部告発サイト「ウィキリークス」が入手した米外交公電を基に伝えた。

 報道によると、IAEA当局者は、2008年12月に主要国(G8)の原子力安全保障を協議する会合で警告した。日本は06年に原発耐震指針を25年ぶりに改定していた。IAEA当局者は、日本では過去35年間にたった3回しか指針が改定されていないと説明、IAEAが内容を再調査していると語ったという。

 会合で、この当局者は最近発生した地震はいくつかの原発の耐震設計基準を超えていると指摘し、深刻な問題だと懸念を示した。日本政府は警告を受け、原発の安全性を高める約束をしたという。(共同)


安全性を高める仕事って何かやったんでしょうか??
このときの首相は麻生さんでしたけど。


日本の原発、どこで間違えたのか

内橋 克人さんの著書です。

未曾有の惨事となった東京電力福島第一原発の事故を、日本の原子力政策の出発点に戻って考える。原発建設を急いだ正力松太郎、福島第一原発の誕生秘話、運転3年半で起こった最初のトラブル、「応力腐食割れ」……。しかし、「万が一」を恐れる住民たちを前に、「安全」は最初から脇に追いやられていた!? 日本を代表するジャーナリストの渾身のルポルタージュが今、甦る。

本書は現在入手困難な「原発への警鐘」 (講談社文庫・1986年初版)を復刻したもの。
1986年の出版物を再刊できないのは講談社の腰が引けているからでしょう。

なぜ「原発過密国」になったのかのスタートラインの詳細がよくわかります。

原発建設を推進するために官民挙げての強引な姿勢は(滑稽とさえ見えるほど)恐ろしい!
原発銀座の敦賀市市長の、あまりにあっけらかんとしたタカリの言動の末の開き直り発言「町のためにカネとってきて何が悪い!
こういうタカリの構造はどこの原発立地都市でも行われていたことは明白で、裏金をいくらとったかはお互い暗黙のうちに言わない約束になっているという。
電力会社内ではどういう会計処理が行われているのだろう。
株主訴訟とか起こす余地はないのかな。

いくら官民あげての原発推進とは言っても、こういうことはおかしいと気づいた公務員とか電力会社員とか居るはずだと思いたい。
個人個人がこんな欺瞞になんの疑問も感じなかったはずはないと思いたい。
件の原発銀座・敦賀市長の発言「(原発で潤った)その代わりに百年たって片輪が生まれてくるやら、五十年後に生まれた子どもが全部、片輪になるやら、それはわかりませんよ。分かりませんけれど、いまの段階ではおやりになったほうがよいのではなかろうか…」
わかっててやった確信犯。何をかいわんやです。(敦賀市長の講演の詳細は本書へ)

原発立地は原発関連で潤ったでしょう。
でもいったん事故が起こるとそこだけの問題じゃなくなることは明白です。
日本は西風がメインです。
福島の東は海だったけれど(それも問題ではありますけど)、他の原発の東は?

ほんとうに安全なら東京のど真ん中に作ればいいのです。一番の電力消費地なのだから。
3割もロスがあるのに、電気を福島から運ばなければならなかったことをどう考えるのか。
子孫に恥じない地球のために、一人ひとりの自覚が問われるのでしょうね。


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Last Modified : -0001-11-30

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