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『俵屋宗達 琳派の祖の真実』

先日↓琳派 京(みやこ)を彩るを見て琳派に納得がいかなかったので、積読だった (というか、買おうと思ってAMAZONに行ったら "お客様は、2010/6/7にこの商品を注文しました。" と積読を教えてくれたので探したらあった) 俵屋宗達 琳派の祖の真実 を読んでみました。

先日↓琳派 京(みやこ)を彩るで宗達はいいと思いました。
改めて面白い、ほしいと思いました。

琳派、時代が下がるにつれて、これが絵?単なるデザイン画では?という思いが強くなり・・・
印刷物として小さく見る分にはそれほどとは思わないんですけれど、実物を見るとびっくりするほど平板で、アニメのセル画のような(本書での表現)印象。
ウォーホルのスープ缶だって美術館に入っているのだから琳派も芸術でちっとも構わないのでしょうけれど、私には認められないという結論。

宗達は別格。(本書帯"宗達は琳派ではない!")
琳派はやはり光琳から後にしてほしい。というか"派"とするのはやめたら?
光琳だって、後から(自分の了解も得ずに)あんなにパクられるとは思っていなかったに違いない。
抱一は粉本まで作っちゃってるんですよ。

琳派はもういいので、宗達だけ または宗達&牧谿or等伯・・・が観たいなぁ❤
光琳だけならほんとうの代表作を集めた展なら観てもいいかな。

   (ぜんぜん話違いますけど)
   カラヴァッジョ❤、来年東京でする展のフライヤーを見つけたんですけど、関西もぜひ
   東京だけで帰っちゃうのもありますから不安・・・。

俵屋宗達 琳派の祖の真実 (平凡社新書)

第32回(2010年) サントリー学芸賞・芸術・文学部門受賞

稀にみる天才性で、日本美術史にその名を残す近世の画家。
一般に琳派の祖と称されるが、実はその位置づけは、後年"奉られた"ものにすぎない。
近代日本美術研究の立場から、残された作品群を分析、琳派成立の歴史的経緯を踏まえつつ、まったく新しい宗達像を浮かびあがらせる快著。

第1章 宗達が「琳派」と呼ばれるまで
第2章 風神雷神図屏風
第3章 宗達芸術その1—装飾性と平面性
第4章 宗達芸術その2—たっぷりした水墨
第5章 宗達芸術その3—動きだす絵画
第6章 新たな宗達像—制作年代推定から
第7章 ポスト宗達派 光琳・抱一・其一
第8章 近代絵画と宗達
第8章 宗達vs.マチス



3組の風神雷神図屏風についての考察も我が意を得たりとニタリ。
今回の揃い踏みの前は2006年に出光美術館でその名も「国宝 風神雷神図屏風」展で66年ぶり3度目の展示だったのだそう。

宗達
soutatu.jpg

光琳
kourin.jpg

抱一
houitu.jpg
光琳は宗達を引きうつし、抱一は宗達は観たことがなく光琳を写しました。
画像ではよくわからない部分もありますけれど、あなたはどれがお好き?





風神雷神図屏風には↓こんなものもありますよ。
パクったというよりパロった・・・?
ekibi3.jpg
RIMPAの山本太郎さんの作品です。
美術館「えき」の『琳派からの道 神坂雪佳と山本太郎の仕事』展に展示されているそうです。(2015.10.23 ~11.29)
ekibi2.png
ekibi1.png

        ま、好き好きですけれどね。




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