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信州2015④ 白川郷

西穂に登山する計画もありましたが、あいにくの雨のため、岐阜県側に足を伸ばして観光です。
      岐阜県は信州ではないのような気もしますが・・・

昔々、大学での私の専攻は"生活環境学"だったのですが、教授のお一人がハウスクリマ(住居気候)の研究をされていて、合掌造り民家も研究対象にされていたので講義も受けましたし、個人的に何回か見学にも行きました。(私自身は色彩環境をやっていましたが)
当時は見学させていただけるお宅は遠山家くらいしかなかったんじゃないかと記憶しています。
その頃は合掌造りの存続が危ぶまれる状況でしたが、世界遺産登録(1995年)・・・その後どういう様子なのか興味津々で行ってみました。
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村営駐車場に導かれた時からいやな予感はしていましたが
見事に俗化? 繁栄? した土産物店、飲食店、民宿の多さ・・・観光客相手の商売をしていない家を見つけるのが難しいくらい。
そして次から次へとバスに乗ってくる観光客(特に日本語が通じない人たち)の多さ・・・
駐車場に近いエリアはそういうカオスにありました。

村でも押し寄せる観光客への対応を紆余曲折様々に工夫されて今の形があるのでしょうし、ずっとこのままの形ではないのかもしれませんが、世界遺産になるということがどういうことなのか・・・よくわかった気がしました。
富岡製糸工場などはどうなっているのでしょうねぇ。
雨後のタケノコのように土産物店などがうようよになってはいないかしら。

駐車場から離れるとそういう喧騒から少し逃れられますが・・・(観光バスの見学時間はあまり長くはないのでしょう)


3号にいちおう見せておきたくて、長瀬家を見学させていただきました。
現在も実際に居住されています。5階建て。
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 釘、鎹を使わないでネソ(マンサク の細 い幹)で結束する

mini_150907_1037.jpg 床はすのこ状になっていて、1階のいろりの暖気を上階まで伝える。

1階は居住用。上階は養蚕に用いられていたが、現在は昔からの生活用具を展示されている。
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TVで放映された2001年に80年ぶりに行われた長瀬家の屋根葺き替えの模様のビデオを見ることができます。

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「ハイビジョンスペシャル 世界遺産 白川郷 〜心をつないだ大屋根ふき〜」 初回放送2001年5月19日

新緑まぶしい田園に点在する茅葺き屋根。合掌造りで知られる岐阜県白川郷は、日本の原風景を今に伝えている。1995年には世界文化遺産にも登録された。建物や景観だけでなく、地域に根づく住民同士の相互扶助の営みが高い評価を受けたのである。
田植えや冠婚葬祭などの際に人手を出し合い暮らしてきた白川郷の人たち。その象徴といえるのが、茅葺き屋根の葺き替え作業である。地域の数百名が集まり、一気に屋根をふき替えていく。この仕組みは“結”と呼ばれ、“結”なしには、合掌造りの景観は存続しえなかった。
こうした互助制度は、かつて日本中の村落で見られたが、今ではそのほとんどが廃れてしまっている。白川郷も例外ではなく、住民同士の絆は薄れつつあるという。“結” の精神をなんとか失うまいとする白川郷での模索を見つめ、地域で支え合いながら暮らすことの意味を考える。

合掌造りの家並みが続く白川郷。代々大切にされてきた“結”によって、その景観が守られ、受け継がれてきた。しかし20年ほど前から、白川郷での営みも急速に変わり始めたという。押し寄せる観光客の波、補助金を使って業者に委託する屋根葺き・・・。住民たちが大切にしてきた絆が消え去ろうとしているのである。
そんな中、もう一度“結”を甦らせようと、住民総出で、集落最大級の屋根の葺き替えが行われた。屋根葺きまでの10か月を追う。




和田家 重文・現存最大 見学可
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昼食は 乃むら で盛りそばセット
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