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阿弖流為(あてるい)

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歌舞伎NEXT 阿弖流為 あてるいを観ました。

高橋克彦さんの『火怨―北の燿星アテルイ』を読んだのが2005年のこと。
そのときからの阿弖流為(あてるい)の大ファン❤ (私には珍しく再読を繰り返しています)

2002年に劇団☆新感線で染五郎さんが舞台化されていたのを知って惜しいことをしたと思っていたのですけれど(アテルイ) それを歌舞伎化したのが本作!
これはもう見るっきゃない!!
染五郎さんは『マンガ日本の歴史7』を読んで阿弖流為に注目されたのだそうです。
そういう子ども向けの概論のマンガに阿弖流為が載っていたことに、ちょっとびっくり!

舞台の方、"歌舞伎"とはまた違ったスピード感あふれる場面転換&殺陣&照明&音響・・・等で基本的には面白いものでした♪
役者さんたちも皆さんそれぞれところを得て、ステキ!
私的に今回一番目を瞠ったのは七之助さん❤
久しぶりに観たという気もしますが、こんなにちゃんと台詞を言える(伝えられる)人になっていたのかという驚きは気持ちよかった!

が、私が阿弖流為を好きなのはその軍略なのですね。
そこを舞台でどう表すのかと思ったのですが、やはりそこはムリ。
阿弖流為や田村麻呂、立烏帽子の心情を描き出すのでいっぱいいっぱい。
ま、それでも まつろわぬ民 (←朝廷側が一方的に決めつける)の存在そのものにスポットがあたって、気づきがあればいいかなと思います。
なにせ坂上田村麻呂は有名なのに、阿弖流為は知る人ぞ知るという存在なんですもの。
  (昨今の沖縄の基地問題だってそうでしょ?なんで政府&本土の都合をムリヤリ押しつけるの?)


 あ~! 『火怨―北の燿星アテルイ』 また読み直したくなってきた♪


歌舞伎NEXT 阿弖流為 あてるい

 古き時代、日の国――。大和朝廷は帝による国家統一のため、帝人(みかどびと)軍を北の地に送り、そこに住むまつとわぬ民、蝦夷(えみし)に戦を仕掛けていた。その頃、都では、蝦夷の“立烏帽子(たてえぼし)党”と名のる盗賊一味が人々を襲っていた。それを止める一人の踊り女。彼女こそ立烏帽子。女だてらの立烏帽子党の頭目だった。町を襲う盗賊が自分たちの名を騙る偽者であること暴くため変装していたのだ。そこに都の若き役人、坂上田村麻呂もかけつける。さらに“北の狼”と名のる男も現れ、偽立烏帽子党を捕える。この事件をきっかけに北の狼と田村麻呂は、互いに相手に一目置くようになる。だが、北の狼と立烏帽子は、蝦夷が信じる荒覇吐(あらはばき)神の怒りを買い、故郷を追放された男女だった。
 北の狼の本当の名前は、阿弖流為(アテルイ)。故郷を守り帝人軍と戦うため、立烏帽子と二人、蝦夷の里に戻ることにする。荒覇吐神の怒りをおさめた阿弖流為は、蝦夷の兵を率い、帝人軍と戦う。彼の帰還を快く思わぬ蝦夷の男、蛮甲の裏切りにあいながらも、胆沢の砦を取り戻した彼は、いつしか蝦夷の新しい長として一族を率いていく。
 一方、田村麻呂も、帝の巫女である姉、御霊御前(みたまごぜん)や右大臣藤原稀継(ふじわらのまれつぐ)らの推挙により、蝦夷大将軍として、蝦夷との戦いに赴くことになってしまう。阿弖流為と田村麻呂、互いに認め合う二人の英傑が、抗えぬ運命によって、雌雄を決する時が来ようとしていた。

【作】中島かずき

【演出】いのうえひでのり

【配役】
  阿弖流為  市川 染五郎 
  坂上田村麻呂利仁  中村 勘九郎
  立烏帽子/鈴鹿  中村 七之助
  阿毛斗  坂東 新 悟
  飛連通  大谷 廣太郎
  翔連通  中村 鶴 松
  佐渡馬黒縄  市村 橘太郎
  無碍随鏡  澤村 宗之助
  蛮甲  片岡 亀 蔵
  御霊御前  市村 萬次郎
  藤原稀継  坂東 彌十郎


松竹創業120周年  歌舞伎NEXT
阿弖流為 あてるい
2015年10月3日(土)~17日(土)
昼の部  午前11時30分~午後3時20分
大阪松竹座





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