* AtelierUNな毎日 *

 >  美術展関連 >  フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち‐世界劇場の女性‐

フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち‐世界劇場の女性‐

img340.jpg img341.jpg

このところ雨が多くて、今日は久しぶりの晴れ間。
ひとっぱしり フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち ―世界劇場の女性―京都市美術館を見てきました。

17世紀のオランダ黄金時代の絵画史が学べます。(ちゃんとイヤホンガイドも聴きました(^^)v)
ほぼ1作家1作品なので、ほんとに概論ですが。

目玉扱いのフェルメールとレンブラントですが、1点ずつ。("レンブラントに帰属"というもう1点がありますが)

fel1.jpg 《水差しを持つ女》 フェルメール

 フェルメールはあまり好きではないのですけれど、これは好き。
 好きなフェルメールがあることがわかってうれしい❤


rem1.jpg 《ベローナ》 レンブラント

ベローナは古代ローマの戦いの女神 なのですが、いちおうメドゥーサの盾を持って胴よろいを着こんでいますけれど、二重あごの人のよさそうなおばさん(・・;)
"ダイナミックな技法で描かれた、戦争の女神ベローナの肖像画に施された表現力は彼ならでは。"とか言われてますが・・・。

  ・・・コスプレなんじゃないかと私は思う・・・(・・;)

  この胴よろいなら私でも着られそう・・・(爆) 


気になったのは
fab1.jpg 《帽子と胴よろいをつけた男(自画像)》 カレル・ファブリティウス

たぶんファブリティウス初見(少なくとも意識したことは無い・・・)
レンブラントの弟子の中でも最も才能がある弟子の一人と言われ、レンブラントの作風から離れることのできた唯一の弟子でもあるようで、レンブラントにはない明るい背景の肖像画が気に入りました。

私が知らなかったのも道理、わずか32歳で(デルフトの1/4を焼いた)火薬庫の爆発に巻き込まれて死亡。大多数の作品も失われたのだそうです。
嗚呼。
フェルメールにも影響を与えたと言われています。


以上3点は日本初公開。
他に日本初公開は《女性と召使のいる中庭》byピーテル・デ・ホーホ など。

レンブラントの《夜警》が来ているというわけでもないので、そこそこすいてますし、お時間があったらご覧くださいな。
京都の紅葉はもうおしまいで、ほぼ落葉しています。

京都は1月5日まで、その後東京、福島に回ります。


フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち ―世界劇場の女性― 

17世紀はオランダ黄金時代と言われています。この時代、オランダは歴史上稀にみる発展の最中にありました。1560年代に始まるスペイン支配からの独立戦争に伴い経済が急成長するとともに、1602年に世界に先駆けて設立された株式会社・オランダ東インド会社の貿易網を通して世界に名だたる強国・富裕国として発展していきます。17世紀はまた、新たな芸術文化が発展し、絵画の分野においても多くの優れた画家を輩出し数多くの傑作が生まれるという特別な時代でした。それまでの宗教画からの離脱と日常への関心が新たな世界観を開きました。
絵画は一般市民でも手に入るような大きさや価格でも出回っていました。当時の海外からの訪問客は、オランダのごく一般の家庭にさえも多くの絵が飾られていることに驚いたといいます。この時代に活躍した画家たちの中には、「光の画家」として知られるデルフト出身のヨハネス・フェルメール(1632-1675)や、アムステルダムで名声を手にし、独特の発想、技法と構図で人気を得たレンブラント・ファン・レイン(1606-1669)など、今日私たちがよく目にする名前があります。彼らの作品は400年近く時を経た今でも色あせることなく、私たちに感動を与えてくれます。
またこの時代は、女性がひとりの人間として認知され活躍しはじめる時代でもあり、絵画の中で女性が,婦人像や夫婦像として描かれるばかりでなく、家庭内の母親像や厨房の主人として、さらに生活を彩るファッションや女性の教養・信仰などが作品となり、いきいきと描かれます。それまでの内に籠る生活から、主役として生きる"世界劇場の女性"の登場です。
本展覧会では約60点の作品を通して、オランダ黄金時代と当時活躍した画家たちを紹介します。フェルメール、レンブラントとならび、フランス・ハルス、ピーテル・デ・ホーホなど、黄金時代を彩った様々な画家たちの作品によって、当時の文化と人々の生活が私たちの目の前に甦ります。ニューヨークのメトロポリタンミュージアム、ロンドン・ナショナル・ギャラリー、アムステルダム国立美術館を中心に個人蔵の作品も加えて展示します。中でもメトロポリタンミュージアムの傑作、フェルメール《水差しを持つ女》とレンブラント《ベロ―ナ》などは日本初公開作品となります。この貴重な機会をぜひご堪能ください。

10月24日(土)~1月5日(火) @京都市美術館
2016年1月14日(木)~3月31日(木) @森アーツセンターギャラリー(東京・六本木ヒルズ森タワー52階)
2016年4月6日(水)~5月8日(日) @福島県立美術館
 




関連記事

コメント






管理者にだけ表示を許可する