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白鳳-花ひらく仏教美術-

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白鳳-花ひらく仏教美術- @奈良国立博物館 です。

もともと白鳳時代の仏像は(造形として)好きではないのですが、好きではないからこそ《一堂に集めてある》&《博物館にあるときは信仰の対象から外れる》メリットを見逃すのは惜しい・・・ので行ってきました。

それが・・・フライヤーを見て勝手に"白鳳時代の仏像展"だと思っていたのですが、そうではなかったんですね。
発掘された瓦なども多数展示されていて、私としては印象が散漫だったかなぁ(県美↓とはしごしたので多少疲れていたのもありますが)

それでも、日本で塼仏と言えばほぼ白鳳時代 とか 高松塚古墳はあまりに壁画で有名だけれど発掘された出土品もあるんだとか 白鳳時代って近江京も含むんだオイオイ とか 発見もありましたが。

欲しいと思えるような仏像には出会わなかったのですが、強いて言えば法隆寺の国宝阿弥陀三尊像(伝橘夫人念持仏)かな。
(上のフライヤー 白鳳の字の下の三体。バランス良く立っている!)
これは伝橘夫人(藤原不比等の後妻・光明子の母)念持仏(日本最古)ってとこも大きくて、さすがの権力者、これを私有してたんだなぁと感心。どうやって法隆寺まで伝わったんでしょうね。その厨子(ケース)も素晴らしくて、今回別々に展示してあったのでよく見えたんですけど、セットされているとまた違った趣なのだろうなと思いました。

日本全国だけではなく韓国の同時代の仏像も展示されています。

23日までです。
多少混雑(特に入口付近)しています。(次は正倉院展なのでその混雑の比ではありませんが)


開館120年記念特別展
白鳳-花ひらく仏教美術-


 白鳳は7世紀の半ばから710年に平城京に遷都するまでの間の文化や時代を指す言葉として、美術史学を中心に用いられてきました。この時代、天皇を中心とした国作りが本格化し、造寺造仏活動が飛躍的に展開し藤原京には大官大寺や薬師寺、飛鳥の地には山田寺や川原寺など壮麗な伽藍(がらん)が軒を連ねました。新羅をはじめ朝鮮半島の国々との交流は毎年使節が往来するなど盛んであり、大陸の先進的な文化がもたらされました。

 白鳳美術の魅力は金銅仏に代表される白鳳仏にあると言って良いでしょう。白鳳仏は若々しい感覚にあふれ、中には童子のような可憐な仏像も見ることができます。神秘性や厳しさを感じる飛鳥彫刻や、成熟した天平彫刻とはまた違う魅力です。一方、考古遺物に眼を向ければ、白鳳期の瓦の文様はわが国の瓦当(がとう)文様の頂点と呼ぶにふさわしく、寺院址からは堂宇(どうう)の壁面を飾っていたと思われる美しい塼仏(せんぶつ)が出土しています。白鳳文化が高度に完成された様式を築き上げていたことがわかります。

 奈良国立博物館は平成27年に開館120年を迎えます。これを記念し、仏教美術の専門館として長年にわたり構想を温めてきた白鳳美術を取り上げ、その魅力を追求します。

 ・ 出陳品一覧

平成27年7月18日(土)~平成27年9月23日(水・祝)
奈良国立博物館




1枚もののフライヤー
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このフライヤーでは国宝阿弥陀三尊像(伝橘夫人念持仏)が衝立(?光背?)の前にありますが、これを厨子に収めるのが通常の形ですが、今回3つ別々に展示されていてそれぞれをよく観ることができます。
この衝立(L字型になっている)や付随している蓮池(Lの底辺)の意匠がまた素晴らしい❤



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