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メトロポリタン美術館 古代エジプト展-女王と女神

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特別展 メトロポリタンミュージアム 古代エジプト展「女王と女神」神戸市立博物館です。

約3万点のエジプトものをお持ちのメトロポリタン・ミュージアムから約200点の展示です。

昔昔、シュリーマン(ギリシア神話のトロイアの実在を信じ発見した人。※READ MORE↓)の伝記に感動して考古学に興味を持ち、その手の本を読み漁っていた私。
もちろんハワード・カーター(ツタンカーメン王の墓を発見した人)などエジプト関連も好物で・・・。
だからもうちょっと楽しめるかなと思ったのですけれど、私、発掘したものより、発掘する過程に興味があるみたい。

確かに本などでよく見るエジプトらしい品々で、時代を考えると実に細やかな細工ですけれど、要するに輸送できるサイズのもので、まあ、エジプトものなら神殿を仰ぎ見たいというこれは私のわがままでした。
(エジプトに行きたいと思って久しいのですけれど、政情不安で時が過ぎ、もう体力的にムリなような気が・・・。よほどの大名旅行ならまだ行けるかな(笑))

きちんとイヤホンガイドを聞けば、もうちょっとお勉強になったのかもしれません。

一見の価値はありますので、よろしかったらぜひ。

メトロポリタンミュージアム 古代エジプト展「女王と女神」

アメリカを代表する美の殿堂、ニューヨークのメトロポリタン美術館には、 約3万点のエジプト・コレクションがあります。その中から"女性"をテーマに選(よ)りすぐった約200点が来日します。すべて日本初公開で、古代エジプトにおいて最も重要な女性ファラオとして知られるハトシェプスト女王にまつわる品々や、愛と美と豊穣を司るハトホル女神(じょしん)をはじめ、当時の人々から篤い信仰を集めた女神(めがみ)たちの像やレリーフ、また王家の女性たちを美しく彩った豪華な装身具、デザイン性に溢れた化粧道具なども紹介します。

メトロポリタン美術館のエジプト・コレクション
 1870年に創設されたメトロポリタン美術館は、ニューヨーク・マンハッタンの中心地セントラルパーク内に位置し、年間500万人以上の来場者が訪れます。世界のあらゆる地域から集められた200万点にのぼるコレクションは、先史時代から現代までを網羅し、「見る美術百科事典」とも称されています。これらのコレクションは市民による募金活動や大富豪からの相次ぐ寄贈により現在の姿になったものです。
 メトロポリタン美術館のエジプト部門は1906年に設立され、直後にエジプトへ調査団を派遣し、ハトシェプスト女王葬祭殿にまつわる発掘品など、1930年代までに重要な成果を上げました。さらにアメリカ人考古学者セオドア・デイヴィスらによる寄贈や英国貴族カーナーヴォン卿らが所蔵する個人コレクションの購入により、あらゆる年代にわたる、約3万点におよぶ世界有数のエジプト・コレクションが築かれました。今なお最新の研究が進められています。

展覧会の構成
1.ファラオになった女王ハトシェプスト
古代エジプト史上最も重要な女性ファラオとして知られる女王ハトシェプスト。今回の展示では、彼女の残した偉大な功績を、自身が造営した巨大葬祭殿の発掘品などを通して紹介します。ハトシェプスト女王は新王国時代第18王朝5代目のファラオです。夫であるトトメス2世の死後、王位継承権を持つ継子、トトメス3世の摂政となり共同統治を行うものの、次第に実権を手にして王となりました。約20年間の在位中、内政の強化と近隣王国との交易に力を入れて国を繁栄させ、古代エジプト史に数々の功績を残しました。

2.愛と美の女神(めがみ)ハトホル
 多神教である古代エジプトには男性神とほぼ同じ数の女神(めがみ)がいました。古代エジプト人にとって最も重要だった愛と美と豊穣を司るハトホル女神(じょしん)は、雌牛の頭を持つ姿や、牛の耳や太陽円盤を載せた角の冠をつけた女性の姿で表されることが多く、テーベの西岸では西方の女神(めがみ)として崇拝されました。ハトシェプスト女王葬祭殿内に造られたハトホル女神(じょしん)礼拝堂には、女神をかたどった多くの柱像が残っています。

3.信仰された女神たち
オシリス神の妻でホルス神の母であるイシス、真実や正義、秩序を象徴するマアト、ライオンの頭を持つセクメト、ネコの頭を持つバステト、カバとライオンとワニを合成した姿で、出産を司るタウェレトなど多くの女神(めがみ)がそれぞれ重要な役割を担っていました。今回の展示では彫像やステラ(供養碑)、護符などの作品に表された女神を紹介します。

4.王妃、王女たち
王妃は、ファラオを支え継承するために必要な存在でした。特に新王国時代は王家の女性たちが政治的にも宗教的にも影響力を持ち、存在感を高めていった時代でした。第一王妃を意味する「王の偉大な妻」として名を残したティイやネフェルティティのほか、ツタンカーメンの母とされるキヤなど後宮の王妃にちなんだ作品も展示しています。

5.王族の装身具
古代エジプトでも、女性は美しくありたいと願っていました。王家の人々に愛用された装身具の豪華な素材や様式美、高度な技術には現代の我々も目を奪われます。それらはまた、現世と来世における邪悪な力から持ち主を守る呪術的な目的にも使われていました。なかには個人の性別、地位、信心深さを示すものもありました。王妃のための金製の冠やイヤリング、腰帯をはじめ、彩り鮮やかなガラスやビーズで作られたブレスレット、襟飾りといったきらびやかな宝飾品の数々を紹介します。

6.王族の化粧道具
古代エジプトにおける化粧は、嗜好ではなく必然性から生まれました。乾燥や強い日差しから肌や目を守るために軟膏やアイラインを塗り始めたのが原点で、魔除けの意味もありました。王家の人々に愛用された日用品や副葬品として使われた化粧道具を紹介し、展覧会に彩りを加えます。現代にも通じるデザインに溢れていて、当時の人々の美意識の高さが伺(うかが)えます。

7.来世への信仰
古代エジプト人は、死者が冥界の旅を無事に終えることができるよう、ミイラを守るための副葬品を多数用意しました。なかでもトトメス3世の「3人の外国人の妻の墓」から発見された金製の品々や、王家の女性の顔をかたどったカノポス容器などのメトロポリタン美術館を代表する作品から、来世における永遠の幸せを願った王家の人々の死生観に迫ります。特に美しい装飾が隙間なく施された完成度の高い棺は、持ち主である女性神官ヘネトタウィの地位の高さを物語っています。内棺には様々な神に祈りを捧げる死者の姿、ミイラ板の下半分には、ミイラを覆うためのビーズネットが描き込まれています。すべてが初公開となるエジプト・コレクションの数々が、古代の女性たちの生き生きとした姿を今に伝えてくれます。


2014年10月13日(月・祝)~2015年1月12日(月・祝)
神戸市立博物館
〒650-0034 神戸市中央区京町24番地



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奇しくも昨日↓の報道が・・・

ティリンス遺跡原画の初公開について @天理大付属天理参考館のページ

シュリーマン作成の発掘資料、天理参考館で確認

 トロイ遺跡の発見で知られるドイツの考古学者ハインリヒ・シュリーマン(1822~90年)が、ギリシャ・ティリンス遺跡を発掘した際に作成した平面図や壁画スケッチなどの資料28点が、天理大付属天理参考館(奈良県天理市)で確認され、同館が26日発表した。

 余白に直筆の書き込みがあり、同館は「第一級の資料」としている。

 ティリンスは紀元前14~12世紀に栄えた城塞遺跡で、世界遺産に登録されている。シュリーマンが1884、85年に大規模な発掘を行い、報告書を刊行している。

 資料は天理教トップだった中山正善・2代真柱しんばしらが1960年頃にイギリスの古書店で購入し、未公開のまま保管されてきた。出版社への指示として、図面の説明文や縮刷サイズなどが細かく記されている。

 今回、天理参考館がシュリーマンの直筆文書を所蔵するドイツの先史・初期歴史博物館に鑑定を依頼したところ、筆跡が一致した。同館で来年4月15日~6月8日、一般公開の予定。

2014年11月27日 00時24分 Copyright © The Yomiuri Shimbun





ツタンカーメンの棺の上の色を保ったヤグルマギクの発見の場面は感動です♪

"Those few withered flowers, still retaining their tinge of colour, told us what a short period 3,300 years really was - but yesterday and tomorrow."

Those were the words said by Carter when he saw a small wreath of flowers, preserved in the dry air of the tomb for thirty-three centuries, is wrapped around the uraeus on the brow of the first coffin.



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