* AtelierUNな毎日 *

 >  観劇・音楽 など >  シェイクスピア >  「ジュリアス・シーザー」

「ジュリアス・シーザー」

siza.png蜷川シェークスピア「ジュリアス・シーザー」です。大千穐楽。

阿部寛のブルータス、藤原竜也のアントニー、吉田鋼太郎のキャシアス、横田栄司のシーザー→
違う個性のいい男4人が、どこにでもありそうな(そこがシェークスピア)権力闘争をわかりやすく描いてます。
それぞれ素の個性に近いものがあり(役を取りかえられるかというと疑問)、安心して見られました。

阿部寛さんは案の定声をつぶしていてセリフが聞き取りづらい(特に前半) 
厳しいようですけど、長期公演の間まともに発声できないなら舞台はやめた方がいいんじゃないかと。喉にもよくないと思う。
藤原竜也くんは、有名なポピュリズムの演説シーンより、暗殺されたシーザーに駆け寄り死を悼むと同時に暗殺団に命乞いするという難しいシーンが非常によかった。
吉田鋼太郎さんは前回のフォルスタッフから一段上がった感じで、今回も妙なところで笑いを取ってましたけど、あれって蜷川さんの指示ですよね? 原作はどうなっているのかしらと思わなくもない。(あとで読んでみよう)
横田栄司さんは善人のシーザーを重々しく描いてて、すぐ殺されちゃう割には幽霊にもなって、やっぱりタイトルロール!「ブルータス、おまえもか」というあまりに知られた陳腐なセリフも無難に。

宝塚の大階段より急かなという全面の階段上でほとんどのシーンが行われるんですけど、演技が階段の幅に限定されて動きづらいでしょうけれど、暗殺シーンなど全員の動きがよくわかってよかった。

シーザー暗殺の場面で主要メンバー全員白い衣装が血まみれで、その後幕間の休憩をはさんでもそのままはちょっと惨かなぁ。
(観客としてはあんなに血まみれにしちゃって洗濯ができるんだろうか、毎回新調するんだろうかと余計な心配が頭をよぎる・・・(笑))


シーザーが暗殺されたときローマにはクレオパトラと、シーザーとの間の子どもカエサリオンもいて急いでエジプトに逃げ帰り、その後(ここでは頭のよさそうな)アントニーもクレオパトラと痴話狂いの末オクタビュアヌスに負けることに・・・(@「アントニーとクレオパトラ」←アントニーは吉田鋼太郎さんでした。噂の方と)
歴史は面白い❤

・舞台写真 → LINK

蜷川シェークスピア、次は番外編レジェンドのハムレットです。(藤原くんのハムレット、満島ひかりさんのオフィーリア)
楽しみ~♪

彩の国シェイクスピア・シリーズ第29弾「ジュリアス・シーザー」

蜷川幸雄が超豪華俳優陣と共に放つ、シェイクスピアの代表作!!

『ジュリアス・シーザー』は、高潔なローマ人ブルータスが、友人でありローマの礎を築いた英雄シーザーを殺害するまでの苦悩とその後の彼の運命を描いたシェイクスピア作品の中でも特に人気が高いローマ悲劇です。
2012年の『シンベリン』以来、2度目の主演を務めるのは、映画・舞台・テレビと幅広く活躍する演技派俳優阿部寛。さらに蜷川とのタッグでは数々の伝説を残してきた藤原竜也が満を持してシリーズに初登場、そして近年映像での活躍も目覚ましい、日本を代表するシェイクスピア俳優吉田鋼太郎など、豪華な俳優陣が顔を揃えました。
彩の国シェイクスピア・シリーズ最新作『ジュリアス・シーザー』に、どうぞご期待ください。

【ストーリー】
ポンペイを破ったジュリアス・シーザー(横田栄司)が、大歓声の中、ローマに凱旋を果たす。
その権力が益々強大となることを恐れたキャシアス(吉田鋼太郎)は、市民から厚い信望を得ていたブルータス(阿部 寛)を仲間に引き入れ、暗殺を決行する。
英雄の死に一度は混乱した市民たちも、直後に行われたブルータスの演説に納得するが、シーザーの腹心だったアントニー(藤原竜也)が弔辞を述べると、民衆の心は逆に反ブルータスへと翻ってしまう。
形勢不利とみたブルータスとキャシアスは、兵を集め戦いに打ってでるが…。


日程:2014/10/7~10/25 彩の国さいたま芸術劇場(埼玉)
   2014/10/31~11/2 北九州芸術劇場(福岡)
   2014/11/8~11/9 上田市交流文化芸術センター(長野)
   2014/11/14~11/17 シアター・ドラマシティ(大阪)
演出:蜷川幸雄
翻訳:松岡和子
原作:W.シェイクスピア
出演:ブルータス:阿部寛/アントニー:藤原竜也/キャシアス:吉田鋼太郎/シーザー:横田栄司/
   浅野望(中川安奈の代役)/たかお鷹/原康義/大石継太/廣田高志/間宮啓行/星智也/二反田雅澄 ほか
上演時間:3時間30分




埼玉アーツシアター通信より クリックすると大きくなります。
caesar.jpg


関連記事

コメント






管理者にだけ表示を許可する