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籔内佐斗司展「やまとぢから」

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平城遷都1300年祭のマスコットキャラクターで、今は県職員のせんとくん。
初めの非難轟々にめげず(私もくそみそにけなしましたが)、中に入っている人の努力もあり(笑)、慣れというのは恐ろしいものでいつのまにやら市民権(県民権?)を得ました。(すぐに流されるのが奈良県民の悪いところだと言われますが)

そのせんとくんの生みの親 籔内佐斗司さんの作品展です。

ほぼせんとくんの親戚のような、縁者のような風貌のたくさんの彫刻たち(97体)
かわいいですし、一体一体興味深いのですが、どうも一杯過ぎて散漫な印象になってしまうのが残念でした。
申し訳ない。
ファンにはたまらない展示だと思います。

興味深かったのは、籔内さんがが指導されている東京藝術大学の研究室で修復された全国各地の仏像彫刻や、学生による模刻作品で、例えば3D画像のような新しい技術も使って、でも鎌倉期の仏像の模刻などもやられているというのが驚きました。(16体)
こういうことは職人芸であって、大学でやられているとは思っていなかったので。

◆記念講演会
    「せんとくんの生みの親 籔内佐斗司の美術講演会」
      日時:10月19日(土) 午後1時30分~
      会場:奈良女子大学記念館 講堂※
    自作についての理念やキーワードを語ってくださいました。

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せんとくんの新しいお衣装は来年秋に開かれる第34回全国豊かな海づくり大会用の釣り人風で背中の背負子には柿やすいか、手に持った桶には魚が入っていて、魚を生きているように動かすという芸の細かいパフォーマンスもありました。(海を育むのは川、豊かな森ということで海のない奈良県が会場になったようです。もう34回目なら海が無いとかいえないのでしょうね。)

籔内佐斗司の世界 公式サイト


籔内佐斗司展「やまとぢから」

 彫刻家籔内佐斗司はユーモアあふれる木彫作品で人々の心を魅了するだけではなく、平城遷都1300年祭公式キャラクター「せんとくん」の制作を機に発足した仮面舞踏団「平成伎楽団」のプロデュースなど、近年ますますその活動の幅を広げています。
 本展のタイトルである「やまとぢから」とは、1300年を超える悠久の歴史の中で培ってきた伝統文化に基づく叡智と活力であり、今こそ本領を発揮すべきものと籔内氏は考えています。奈良に今日まで伝わってきた歴史遺産や伝統と共に継承されてきた文化も、この「やまとぢから」であるといえるでしょう。
 本展では、籔内氏の30年以上におよぶ多彩な作家活動による世界観を奈良ならではの展示構成で総合的に紹介します。
大和国(やまとのくに)奈良の地で、「やまとぢから」を再発見し、未来への原動力としていただくことを願っています。

【主な出品作品】
・こころとからだ
  ○生命の鎧シリーズ
    ・「陽子」1988年作 檜・漆・顔料
    ・「男の鎧―阿・吽」1991年作 檜・漆・顔料
  ○童子シリーズ
    ・「守銭童子」2009年作 檜・漆・顔料
   ※タテ4メートル・ヨコ6メートルに及ぶ日本地図の上に作品を展示。
     併設した特設観覧台から作品を展望していただきます。
・平成伎楽団
  ○平成伎楽団  
    ・せんとくんとそのなかまたち  
    ・「魔王」、「九尾の狐」等大型作品
・「伝世古」
  ○文化財保護(模刻・修復)関連の作品
    ・籔内氏が指導する東京藝術大学の研究室で修復された全国各地の仏像彫刻
    ・東京藝術大学保存修復彫刻研究室の学生による模刻作品


平成25年10月19日(土)~12月15日(日)
奈良県立美術館

  [済]平成25年2月23日(土)~3月24日(日)   福井市美術館
  [済]平成25年5月24日(金)~7月7日(日) 堺市博物館
  [済]平成25年7月20日(土)~9月23日(月・祝) 群馬県立館林美術館

  平成26年1月1日(水・祝)~1月22日(水) 横浜そごう美術館
    (検討中)JR九州、豊橋市、島根県




※ 奈良女子大学記念館 講堂
あまちゃんのあとの「ごちそうさん」で、め以子の女学校の建物として使われています。


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