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第65回正倉院展

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第65回正倉院展、ひと足お先に。

今年の目玉は漆金薄絵盤(うるしきんぱくえのばん)で、たぶん初見。
23年ぶり2度目の登場だそうです。

これに限らず、例年思うことですが、聖武天皇&光明皇后の美意識はほんとうに高く、素晴らしい!

こんな美術品が残ってきたこと、その僥倖を(毎年)感謝!

当時の官僚たちの仕事ぶりも垣間見えて、奈良時代がぐっと身近に。


第65回正倉院展

 出陳内容は正倉院宝物の全体像がうかがえる構成となっていますが、とりわけ23年ぶり二度目の出陳となる漆金薄絵盤(うるしきんぱくえのばん)(*)をはじめとする仏具の優品、聖武天皇ご遺愛の平螺鈿背円鏡(へいらでんはいのえんきょう)と屏風がまとまって出陳されるのが注目されます。このほか、楽器や伎楽面(ぎがくめん)、貴族の遊びの道具、腰飾りや刀子(とうす)などの装身具、宮中の年中行事にかかわる道具、奈良朝の人々の暮らしを伝える文書などが出陳されます。
 本年の特徴の一つに、宝物を守り伝えてきた人々の努力がうかがえる品が多い点が挙げられます。宝物は点検と曝凉(ばくりょう)(虫干し)、厳重な管理、そして修理などを通して今日に伝えられてきました。今回は弘仁二年(811)に行われた北倉の宝物点検の報告書が出陳されます。また平螺鈿背円鏡は、保存の良い一面、鎌倉時代の盗難で割られてしまった一面、そして明治時代に修復した一面、の三種類が並び、宝物を伝えてきた人々の足どりを見ることができます。また、櫃(ひつ)に納められていた裂(きれ)のかたまりを延ばし、修理したことで聖武天皇ご遺愛品であることが判明した屏風(びょうぶ)なども出陳されます。
 正倉院展を通して奈良時代の文化、人々の暮らしの息づかいを感じていただければ幸いです。皆さまのご来館をお待ちしています。

*漆金薄絵盤は甲・乙2基あり、今年出陳される品は甲です。乙は平成5年に一度出陳されています。 


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平成25年10月26日(土)~11月11日(月)
午前9時~午後6時(金曜日、土曜日、日曜日、祝日(10月26日・27日、11月1日・2日・3日・4日・8日・9日・10日)は午後7時まで。入館は閉館の30分前まで )

奈良国立博物館
奈良市登大路町50番地 




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