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真田十勇士

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日本テレビ開局60年・読売テレビ開局55年特別舞台 真田十勇士です。

真田十勇士は、ブームに乗り損ねたというか、へそまがりなので詳しくないのだけど、この舞台を観る上ではその方がよかったのかな。
いくらなんでも幸村に失礼だろうというとんでもストーリーだけど、(フィクションとして)面白い。(↓を見てください)

十勇士なので少なくとも10人のイケメンを揃え、登場させ、見せ場を作るのにいっぱいいっぱいな印象。
映像の助けを借りた演出で(家康の平幹二朗さんなどは映像のみで出演)、まあ、こういう手もあるかなと思うしかないかな。
お金はかかっています。

勘太郎、もとい勘九郎くんは、新作にもかかわらずお父さんが演ってらしゃるんじゃないかなと思うくらいセリフ回しから体の動きまでそっくり。
ここまで似るかなとは思うけれど、何やらなぞっているみたいで、もし似せているのならやめてほしいなと・・・。
これが歌舞伎役者の血だ、DNAだとおっしゃる向きもあろうかとは思いますけど。
(愛之助が仁左衛門さんそっくりなのは似せているんだと思うからまだ居心地いいんですけど)

松坂桃李くんはヘンリー4世に続けて観ましたが、なにより声がいい。

城好き三津五郎さんのナレーションはごちそう。

日本テレビ開局60年・読売テレビ開局55年特別舞台 真田十勇士

【脚本】マキノノゾミ

【演出】 堤 幸彦

【出演者】 中村勘九郎、松坂桃李、比嘉愛未、真矢みき 他

【作品解説】

真田十勇士は、なぜ出会い、なぜ大坂の陣へ突き進んでいったのか?戦国乱世の最後を飾る「大坂の陣」を舞台に繰り広げられる熱き勇者たちの物語。友情、恋愛、忠義、そして裏切り…、団結の九度山、怒涛の大坂城、佐助が仕掛け、才蔵が動き、十勇士が駆け巡る!その時、徳川方は?幸村は?淀殿は…?歴史の新たな真実を描き出す平成版『真田十勇士』、かつてない壮大なスケールで描く、スペクタクル時代劇の決定版、ついに登場!!


【ストーリー】

関が原の戦いから10年以上の歳月が流れ、徳川家康は天下統一を目前にしていた。最後に残ったのは、豊臣秀吉の遺児・秀頼【福士誠治】と付き従う武将たちであった。秀頼の母・淀殿【真矢みき】は、「豊臣の世をふたたび」という妄想に駆られ、徳川との対立を深めていた。大坂を戦場とした戦が始まるのは、もはや時間の問題となっていた。

紀州九度山、抜け忍びの猿飛佐助【中村勘九郎】は、真田幸村【加藤雅也】と出会う。幸村は天下に知られる名将だが、関が原で西軍に与したため、九度山で隠遁生活を送っていた。ところが、実際の幸村は、芯には光るものがあるものの、無口で平凡な武将にしか見えない。幸村大活躍のエピソードは、「噂話に尾ひれが付いたものか、偶然が重なったに過ぎない」と言う。己の虚像と実像のギャップに悩み、名誉を保ったまま、命を落すことまで考える幸村。その話を聞いた佐助は俄然、目を輝かせた。

「オイラの嘘で、あんたを本物の立派な武将に仕立て上げてみせようじゃないか!」

押しかけ家臣となった佐助は、幸村を本物の「天下の名将」にすべく、いわば<真田幸村をプロデュースする>ために策を考える。まずは、頼りになる仲間を探し、かつての忍び仲間・霧隠才蔵【松坂桃李】と再会する。容姿端麗で頭の切れる才蔵だが、山賊に身をやつしていたところを佐助に誘われ、「本物の英雄づくり」という世の中を相手にした大博打を仕掛けようとする考えに共鳴し、幸村の家臣になることを承知する。才蔵の屈強な2人の手下、三好清海【駿河太郎】と三好伊三【鈴木伸之】も行動をともにする。

やがて、関が原などで戦経験豊富な強者・由利鎌之助【加藤和樹】、仕官先を探して諸国を旅する武芸者・筧十蔵【高橋光臣】など、新たな仲間が加わっていく。そんな中、佐助と才蔵は新たな企てを思いつく。幸村の存在をより神秘的なものにして世間に売り込むため、一騎当千の勇者たちを揃えて、世の中を震え上がらせようと…。仲間は十人、思った通り、「真田十勇士」の存在は一気に噂として広まった。

「世間というものは常にわかりやすい英雄を欲しているから、そこを利用するんだ!」

一方、徳川方の忍び集団の首領・久々津壮介【音尾琢真】は、娘の火垂【比嘉愛未】とともに、忍びの里を抜けた佐助と才蔵を付け狙っていた。壮介は影の存在である忍びの宿命を背負いながら、真田の勇者たちを追い込んでゆく。火垂も同じ使命を帯びているのだが、昔恋心を寄せていた才蔵に対しては複雑な感情を抱いており、闘いの場面では常に心の葛藤が見隠れしていた。久々津集団には、豪腕無敵の戦士・仙九郎【石垣佑磨】という存在も控えており、佐助たちの行く手をさえぎり、時として格闘、乱戦となり、毎回激しい戦いを繰り広げていた。

幸村は本当に大坂に味方するのか? 諸説が飛び交う中、最後まで決断を渋っていた。そんな中、昔の佐助とよく似たお調子者の根津甚八【福士誠治】をはじめ、幸村の忠実な家臣・海野六郎【村井良大】、そして、幸村の長男で幸村を信じて疑わない実直な息子の大助【中村 蒼】、大助に付き従う家来・望月六郎【青木 健】らが加わり、ようやく10人が揃い、名実ともに「真田十勇士」が誕生したのだった。

豊臣と徳川が一触即発となる中、九度山に意外な人物、淀殿が訪ねてきた。幸村は若かりし頃、淀殿を慕っており、今なお純粋な思いを抱いていた。佐助たちが考えた「虚像を真実として貫き通す」という企てに本腰を入れて乗ろうと決めた瞬間だった。十勇士たちも賛成し、幸村の意を汲んで大坂方に味方することが決まった。「真田十勇士」たちは、いよいよ大坂城に入場し、慶長19年(1614年)、遂に「大坂冬の陣」の幕が切って落されようとしていた…。

佐助の本当の狙いは何なのか? 才蔵は仲間を信じているのか? 火垂の恋は叶わぬまま終わるのか? 幸村は本物の名将になれるのか? 淀殿の思惑の裏にあるものは…? それぞれがそれぞれの思いを抱えたまま、最終決戦の場に突入し、豊臣と徳川に翻弄された十勇士の運命は思わぬ方向へと突き進んでいく。たとえ、佐助や才蔵たちが望もうと望まなかろうと…。


梅田芸術劇場
13:30~17:00 約3時間30分 (休20分)

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嘘も真実に変える熱気「真田十勇士」 梅田芸術劇場 @産経新聞 2月8日(土)15時23分配信


 石垣や壁の巨大な可動セットが、3Dマッピングなどの最新テクノロジーで瞬時に入れ替わり、フライングや殺陣を駆使した若き俳優たちの肉体が躍動する-。近年は映像を効果的に使った舞台が増えているが、マキノノゾミ脚本、堤幸彦演出の「真田十勇士」はより斬新で、さらなる融合の可能性に満ちている。

 「真田十勇士」はもともとが人気フィクションだが、今作はさらに荒唐無稽度がアップ。関ケ原の戦いで武勇を高めた実在の真田幸村(加藤雅也)は、じつは平凡な武将で、猿飛佐助(中村勘九郎)や霧隠才蔵(松坂桃李)らが押しかけ家臣となって“伝説”を作り、“天下の名将”に仕立て上げる。その一方で、豊臣の血を守ろうとする淀殿(真矢みき)、徳川方忍者のくの一・火垂(比嘉愛未)らの愛憎もからまり、クライマックスの「大坂の陣」へ。二転三転する驚きのラストは見てのお楽しみだ。

 「嘘もつき通せば誠になる」が今作のテーマだが、今年で開戦から400年になる「大坂の陣」を自由に発想した“嘘”は、しだいに真実のように思えてくるからフシギ。しっちゃかめっちゃかの物語の中で、忍びのおきてに徹する久々津衆の生きざまが哀れを誘う。

 硬軟自在の演技が目を見張る勘九郎、スキッとした二枚目ぶりが際立つ松坂のほか、それぞれが適役の好演が光る。家康役で映像出演の平幹二朗、語りの坂東三津五郎は、さすがの貫禄だ。大阪公演は19日まで、梅田芸術劇場メインホール。(平松澄子)




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