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當麻曼荼羅完成1250年記念 特別展 當麻寺 -極楽浄土へのあこがれ-

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當麻曼荼羅完成1250年記念 特別展 當麻寺 -極楽浄土へのあこがれ-です。

「当麻曼荼羅(たいままんだら)」の信仰と、曼荼羅にまつわる中将姫伝説くらいは知っていましたが、當麻寺(たいまでら)には行ったこともなく、正直なところ興味もなかったのですが、稀有な歴史や寺宝の数々はなかなかのインパクトで楽しみました。
當麻寺の歴史を見ていくことで、日本における仏教の在り方や、何を求めて信仰したかもよくわかりますね。
当麻曼荼羅縁起だけでも江戸時代になってからも先日観た狩野山楽や山雪のものや(やはり山雪だけタッチが違って面白い)、絵を土佐光茂、詞を後奈良天皇等が書いたものなど(どちらも重文)、何点も展示があって、信仰の広がりの深さを思いました。

當麻寺の本尊であるところの国宝當麻曼荼羅は展示期間が終わっていて見られなかったのですが、デジタル化されていて、パソコンでその8世紀の(ほとんど何が描いてあるのかわからない)国宝の当麻曼荼羅と、そのコピーのいわゆる「文亀本」(重文・1505年)と「貞享本」(1685年)の画像を仔細に観ることができるようになっていて、秘宝だの言わずに研究対象にもなっているのがいいと思いました。(パソコンは数台あったのに、私が居る間他に誰も使わなかったのだけど、もったいない)

仏像も素晴らしいものが数々展示されていて、本来宗教空間の中で拝見するというより信仰の対象なのでしょうけれど、鑑賞するという姿勢で無遠慮に視線を注いでもかまわない明るい空間にあり、360度観られるというありがたさを感じました。
十一面観音像だけでもいくつ観たかしら。
一番のお気に入りは阿弥陀三尊像の周りに居て、音楽を奏でている二十五菩薩像(高さ30cmくらいでしょうか)ですね。実に精巧でかわいいものが25体も!

ひとつひとつ触れているとキリがないんですけど、當麻寺や仏教に関心のない方も、長い歴史を持ったこういう信仰があるということは大きな事実なので知っておかれたらいいのではないかと思いました。

6月2日までです。ぜひ!

當麻曼荼羅完成1250年記念 特別展 當麻寺 -極楽浄土へのあこがれ-

當麻寺(たいまでら、奈良県葛城市)は二つのピークを持つ山・二上山の東麓に位置する寺院です。本尊はその名も「當麻曼荼羅(たいままんだら)」。阿弥陀如来の極楽浄土の様子をあらわす、約4m四方の巨大な掛幅です。この曼荼羅は天平宝字7年(763)、一人の高貴な姫(中将姫・ちゅうじょうひめ)の極楽往生を願う思いによって織りあらわされた奇跡の曼荼羅として広く知られ、信仰され続けてきました。そしてお寺の背後にそびえる二上山へ沈む夕日に、人々は西方極楽浄土へのあこがれの思いを重ね続けてきたのです。
 本展ではこの「當麻曼荼羅」とともに極楽浄土信仰の拠点となった當麻寺のすがたをご覧いただきながら、1300年以上前の草創期には弥勒如来を本尊とした寺院であり、後には密教化し、修験道(しゅげんどう)とも深く関わるなど、信仰を重層させてきた當麻寺の奥深い歴史とその魅力にも迫ります。寺宝を一堂に会し、関連資料を加えて開催する史上初の「當麻寺」展、ぜひご期待ください。  

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2013年4月6日(土)~6月2日(日)
奈良国立博物館
奈良市登大路町50



たまたま友人と↓の展とこの展の招待券を持ち合っていたのではしごすることになったという顛末…

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