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奈良の近代建築をたずねて その2

奈良の近代建築をたずねて 2日めはフィールドワーク。(1日目の様子はこちら

まずは、生活環境学部名誉教授の上野先生の講義 奈良まちの町屋を観察する

その後は徒歩徒歩徒歩 とほほな強い風&篠突く雨の中…

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吉城園 
正面玄関を開けていただいて、普通は入れない邸内へ。
明治に奈良晒で財を成した実業家の邸宅となり、大正8年(1919年)に現在の建物と庭園が作られました。

邸内の写真の公開はNGとのことで…m(__)m



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奈良基督教会 

登録有形文化財
設計: 大木吉太郎
住所: 奈良市登大路町44
竣工: 1930(昭和5)年

外観が和風なら、

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内装も和風、でも機能的にはちゃんと教会。
恐れ入りました。


mini_120502_1151.jpg南都銀行本店 

登録有形文化財
 設計:長野宇平治
 住所:奈良市橋本町16
 竣工:1926年(昭和1年)


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営業店2階のキャットウォークに特別に入らせてもらう。
太い2本の柱で支えているのがわかるが、内装は変更済み。


奈良女子大学奈良町セミナーハウス(旧正木邸) 町屋としては大きい。
(昼食)奈良女子大学生協製のお弁当
(講義)歴史的建造物の楽しみ方:生活環境学部教授 増井先生

奈良国立博物館(外観のみ)
 国重要文化財
 設計:片山東熊
 竣工:1894年(明治27年)

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仏教美術研究センター(旧奈良県物産陳列所)

国重要文化財
設計:関野貞
住所:奈良県奈良市春日野町50
竣工:1902年(明治35年)

 
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こちらも前々から見たかった建物。
特別に正面玄関から入れていただきました。

奈良県では奈良国立博物館の失敗(非難轟々)の後、公建築で洋風であることは許されない。
こちらも外観=和風、構造は洋風。
でも窓はイスラム風。

この妙なアンバランスがかわいいと思うのだなぁ。
だから明治の洋風建築が好き。


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ホールのギャラリーが和風で、ステキ(天井を張られていたのを、修復)

コンサート等にも貸し出して頂けるそうです。




mini_120502_1443.jpgホールから閲覧室を臨む。
仕切りは透明。
トラスは修復工事で元に戻されたもの。
(構造的には意味がないかもしれない)


この後奈良ホテルへも行くんですけれど、またもや早退。(奈良ホテル・名画鑑賞と建築の美を訪ねてというイベントに参加したことがあるので=団体行動のとれないヤツσ(・・;)) 

私がこのような近代建築(特に洋風建築)が好きになったのは、(昔から明治村が好きでしたけど)藤森教授の建築探偵シリーズを読んだからのような気がします。

明治の建築家の、見よう見まねで一生懸命西洋建築を作った情熱がなんともかわいい!
細部を見れば見るほど、こんなにがんばって…って愛おしくなっちゃいます。

特に奈良においては、奈良国立博物館が建設当時、奈良にそぐわないと非難轟々で、とにかく外見は和風でというのが至上命題になって、奈良ホテルにしろ、仏教美術研究センター(旧奈良県物産陳列所)にしろ、構造や内装は洋風でもとりあえず外観だけは和風でという奇妙なスタイルが、面白くて…。
中で奈良基督教会は、外見だけ和風にしておけばいいのに、中身も和風にして、でも機能はきちんと教会っていうのが楽しい。

見たかった建物を見られて幸せ♪
(傘は壊れちゃったけど(・・;))




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日米防衛協力―このなし崩しは危うい 「日米同盟は新たな高みに達した」 朝日新聞社説 2012年5月2日(水)付


 野田首相はきのう、オバマ米大統領との共同記者会見でこう語った。同時に発表した日米共同声明で、アジア太平洋地域での日米の防衛協力強化をうたったのを指してのことだ。

 だが、ことは日本の防衛政策の根幹にかかわる問題だ。国内で十分な議論もしないまま、首脳同士で勝手に「高み」に達してもらっては困る。

 今回の防衛協力強化には、米国の軍事費の実質的な肩代わりという懸念以上の問題点がある。私たちは専守防衛の自衛隊の定義から逸脱しかねない事態を招くことを危惧する。

 防衛協力の事例は、首脳会談の前にまとめた米軍再編見直しの中間報告に盛られている。

 まず、グアムや北マリアナ諸島で日米がそれぞれ費用を出しあって訓練場をつくり、共同訓練をする。

 次に、日本の途上国援助(ODA)を使ってフィリピンなどに巡視船を供与する。巡視船は武器扱いされるが、平和貢献・国際協力目的で武器輸出三原則の例外とする。昨年の三原則緩和で、事務的手続きのみで輸出できるようになった。

 一昨年の新しい防衛計画の大綱で打ち出した「動的防衛力」への転換と、南西諸島の防衛力強化の流れに沿う。ふだんの活動量を増やすことで抑止効果を高めるという動的防衛力が、いよいよ具体化に向かう。

 アジア太平洋地域での米国との共同訓練や、周辺国への巡視船の供与には、この海域で活動を活発化させる中国海軍に、にらみをきかせる狙いがある。

 こうした日米協力は、米国の対中戦略には合致するだろう。だが、日本にはどうか。

 日本がグアム近海で抑止効果を狙った訓練をすることで、どんな利点があるのか。抑止力ではなく、むしろ混乱要因にならないか。そもそも、この訓練をどう生かすつもりなのか。

 巡視船の供与は、軍事目的を避けるというODA大綱の理念に背かないか。06年にインドネシアに提供した際には、マラッカ海峡の海賊対策という名目があったが、今回は何のためか。

 こうした疑問に対し、野田首相や外務、防衛両相らに、国会での明確な説明を求める。

 野田政権は、沖縄の米軍普天間飛行場の移設をめぐって混乱した日米関係の修復を急ぐあまり、防衛協力に前のめりになりすぎている。

 日本の防衛にはどんな政策が最適か。それを示さなければ、国民の理解は得られない。




何を手土産にアメリカくんだりまで行くのかと思ったら、日本の"防衛費"を全額アメリカにプレゼント!

改憲とかなんとか言う前に無視ですか。


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