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奈良時代の東大寺展

氷室神社のしだれ桜を見に行ったついでに、奈良時代の東大寺展 @東大寺総合文化センターを覗いてみました。
去年の10月オープンで、正倉院展のときにも気にはなったのですが、正倉院展だけで疲れていたので寄らず…ヾ(・・ )ォィォィ

mus.gif国宝12件、重要文化財24件など全60件が展示されています。
「誕生釈迦仏立像」や「八角灯羽目板」「西大門勅額」など興味深いものはいろいろあるのですが、メインはやっぱり修理中の法華堂(三月堂)から初めて外にお出ましになった、本尊の不空羂索観音立像(右のポスター)と脇侍の日光・月光両菩薩立像の奈良時代(8世紀)の三体の国宝がそろい踏みしているところでしょう。
展示室は、お堂で仏様と向き合うような空間にしたいという東大寺の意向で、織り上げの格天井や朱塗りの柱など、法華堂の内陣を模して作られています。間口は実際の須弥壇と同じ幅なのだそうです。
しかも不空羂索像は、修理・調査中の豪華な宝冠と光背を外した姿で見ることができます。
三体のそろい踏みは今だけ。(不空羂索像は法華堂の修理が終わる2013年3月ごろに堂内へ戻りますが、耐震性の関係で日光・月光菩薩はここに残るそうです。)

12.jpg修理のため外されていた法華堂不空羂索観音立像の宝冠の修理が終わり、4月3日から目の高さに展示されています。(右のポスター)
宝冠は高さ88センチ、重さ11キロ。「宝相華(ほうそうげ)」と呼ばれる模様で透かし彫りされた銀製の冠に、1万数千個の宝石があしらわれ、前部には「化仏(けぶつ)」と呼ばれる小さな仏像が付き、頭頂部に水晶玉も載せられています。
豪華で細かい細工はステキでした~。
銀がくすんでいるのですが、これがピカピカ輝いていたときはもっとまばゆかったでしょうねぇ。

光背も修理が終われば、また間近で見ることができるのかしらね。楽しみです。

東大寺境内は特に海外からの観光客でにぎわっていましたが、こちらは人も少なく、正倉院展の押し合いヘしあいとは違って、イヤホンガイド(語り役=國村隼さん)をじっくり聴きながらゆっくり堪能できました。

東大寺の前身など、まだまだ研究の余地があるようで、今後の進展が望まれます!

奈良時代の東大寺展 
東大寺総合文化センター内の東大寺ミュージアムにて、10/10より平成25年1月14日まで、特別展「奈良時代の東大寺展」が催されます。展示内容は、国宝17件、重要文化財17件、奈良県指定文化財1件など延べ60件の予定。5つからなる展示室はテーマごとに分けられていて、それぞれにちなんだ展示がされています。特に第2室は法華堂の内陣をイメージして設計され、ここに安置されている不空羂索観音菩薩立像は宝冠、持物、光背が無い状態で、これまでと違ったお姿をご覧いただけます。他にも貴重な仏像、書物、工芸品などの寺宝が置かれ、創建当時の東大寺が偲ばれる展示内容となっています。

2011年10月10日 (月) ~ 2013年1月14日 (月)
開館時間 9:30~大仏殿閉門まで。(季節によって変動)
      ①正倉院展会期中は18:00まで。金、土、日、祝は19:00まで。
       ②修二会期間中の3/1~3/14は19:00まで。
休館日 原則無休。展示替えの為の臨時休館有。
入館料 大人500円(中学生以上) 小学生300円 団体割引きあり。
共通割引き 大仏殿、東大寺ミュージアム共通で 大人800円、小学生400円。


東大寺総合文化センター

東大寺総合文化センターは図書館や東大寺ミュージアム、収蔵庫、寺史研究所、華厳学研究所、金鐘会館からなる複合施設。東大寺の教学、歴史、文化の発信基地として旧東大寺学園の跡地に建設された。2011年10月にオープンした東大寺ミュージアムでは、大仏様が造られた理由や東大寺にまつわるさまざまな側面など、大人から子どもまで楽しみながら学ぶことができる。

奈良県奈良市水門町100番地
0742-20-5511



国宝仏そろい踏み!東大寺ミュージアム。 Lマガジンのページ



東大寺ミュージアムが開くまで、久しぶりに東大寺の境内を散歩。
各国語のツアーガイドの案内を漏れ聞きました。
やたら受けている訛りの強い日本語のガイドさんがいたけど、付いて行かなかった(笑)
mini_120407_0912.jpg白蛇川

mini_120407_0919.jpg大仏殿



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